ダイエットの基本
ダイエットの基本は食事と運動で、これを根気よくこつこつと続けていけば必ず達成できることはわかっていますが、私の場合、とにかく根性がない、メンタルが弱くすぐくじけるので、「モチベーションの維持」にある程度時間とエネルギーを費やしています。昔は「おしゃれは痩せてからするから今は無視」「きれいな人を見ても、落ち込むだけだから今は運動」等、ダイエットそのものに集中するようにしていましたが、そのようだとやはり気持ちも追いつめられて、挫折しがちなことに気がつきました。
まず、単純ですが、なりたいスタイルやなりたいファッション等の写真を部屋に貼ったり、スマホに保存したりしていつも見る。私は人よりメンタルが弱いようで、同じ写真を見ているとすぐに効果を失うので、写真はファイルに、スマホもアルバムを作り、どんどん増やして行きました。
それから、ネットのダイエット体験記や、ビフォーアフターの写真サイト等についても、熱心に読みます。
ギャル雑誌でダイエット
私にとってとても効果的なのは、ギャル向け雑誌のダイエット特集です。年相応の三十代くらいからの女性誌のダイエットというのはどうも方法もレベルもマイルドすぎて、それほどモチベーションにならないのです。ギャルの雑誌は全く購読の対象年齢ではないのですが、対象読者のプロフィールからか、ものすごい激やせを力技でこなし、別人レベルに変身し、みんなとてもうれしそう、しかもそれを一度に何人分も見れるので、実はとても励まされ、自分も頑張ろうという気になります。あと、年代のせいか比較的お金もかからない方法やアイテムでのダイエットのアイディアも多く、非常に参考になります。毎日運動はしようと思っていますが、ジムに行くのもおっくうで気がすすまない時、「少しでも歩くようにしましょう」ときれいなイメージ写真と一緒に書かれている女性誌の記事よりは、渋谷から家まで○時間根性で歩いた!と、ギャル語とおもしろいポーズの写真で書いてあるほうが、笑えてかつ心に響くような気がします。また、ファッションページについても、ギャル雑誌は概ね、いろいろな面で過剰ですので、あれをやる、というわけではないのですが、ちゃんとヘアメークを整えて、服も安くてもおしゃれにしようという気分にもさせられます。ダイエットについて、つらくなったり、面白くなくなってさぼりそうなときには、意図的に集めた写真やギャル雑誌を見て、自分で自分のテンションを上げて、体を動かしたり何か少しでもやってみる、という気持ちを持つのは、私にとっては効果があります。気持ちのメンテナンスの他に気をつけていることは、水分を取ることです。私の場合、もともと食いしん坊で、お腹がすいている状態はすぐにイライラしてしまう、また、食べ物の好みにこだわりがあり、いわゆるダイエット食ではなかなか満足できないところがあります。以前、「のどがかわいている状態」と「お腹がすいている状態」は混同しやすい、ということを知ったので、とりあえずお腹がすいた!と思った時は水分を大量に取ります。ただの水よりは、レモン味の炭酸水のほうが、一旦おなかが落ち着くような気がします。炭酸水の効果なのか、お腹は空いていなかったのか、自分では完全には把握していないのですが、とりあえず間食とか爆発してのドカ食いを減らすことができるようになりました。水分摂取を増やすと、トイレの回数も増えるのですが、実はものすごくくだらなくて恥ずかしいのですが、トイレに行くたびに「水だけでなくて、老廃物とかも出ている、トイレに行くだけでもエネルギーは使ってる。私はやせている」と念じるのも、ひそかにモチベーション維持にはなっています。