ダイエット中の間食
ダイエットの基本はバランスのよい食事、間食はしない、運動です。バランスのよい食事と運動は比較的できる方が多いのですが、間食を我慢することがつらい方が少なくありません。空腹を感じているのに間食を我慢するのはつらいですよね。つらいダイエットは続かないため挫折したり、反動で食べすぎてしまうことがあります。このようなことを防ぐために、空腹がつらいときは間食をした方がよいです。空腹を抑える以外にも間食をするメリットがあります。間食をしてもよいとはいっても、ケーキやアイスクリームなど脂肪分と糖分が多くカロリーが高いものを食べていれば、ダイエットは難しいです。では、ダイエット中にはどのような間食が適しているのでしょうか。空腹を我慢することはつらく、つらいために挫折するケースが珍しくありません。ダイエットを成功させる秘訣は続けることです。適切な間食はダイエット中のつらさを軽減し、続けられるダイエットをすることができます。また、間食には急激な血糖値の上昇を抑える働きもあります。空腹時間が長いと、次に食事をしたときに急激に血糖値が上昇します。血糖値が高くなると、糖を取り込むホルモンのインスリンが分泌されます。取り込まれた糖分はエネルギーとして利用されたり、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。使われなかった糖分は脂肪として蓄積します。血糖値が高くなるほどインスリンの分泌量が増えます。つまり、血糖値を上げないようにしてインスリンの分泌を抑えることが、脂肪の蓄積を防ぐことにつながるのです。間食をしておくと、次に食事をしたときの血糖値の上昇を抑えることができます。空腹感が強いと食べすぎてしまい、結果的に糖分を一度に大量に摂取することになり、血糖値が上昇します。しかし、間食をしておけば一度に食べる量を抑えることができ、糖分の摂取量が減ることで血糖値の上昇を抑えることができます。
では、どのようなものを食べるとよいのでしょうか。
間食をするならヨーグルト
ダイエット中の間食に適しているものは、150~200kcal以内、栄養素を含むもの、糖質が少ないものです。食べ過ぎれば肥満につながるので、200kcalまでに抑えましょう。間食はただ空腹を抑えるためのものでなく、3度の食事で足りない栄養素を補うためのものでもあります。栄養素は代謝を高めてくれます。糖質を過剰に摂取すると血糖値が高くなるので、糖質が少ないものを選びましょう。具体的にはヨーグルト、チーズ、ナッツ、ゆで卵などです。ヨーグルトは砂糖や果物など糖分を加えていないものを選んでください。ギリシャヨーグルトは糖質控えめでタンパク質が豊富です。チーズやナッツは脂肪分が多くカロリーが高いため、ダイエット中にはむいていないような気がしますよね。しかし、食べ過ぎなければ問題ありません。チーズやナッツは糖質が控えめです。チーズにはタンパク質やカルシウムなど、ナッツにはマグネシウム、カルシウム、ビタミンEなどの栄養素が含まれています。1日25gのアーモンドを食べて体重が減少したという報告もあります。アーモンドには炭水化物を分解する酵素の働きを阻害する働きがあります。炭水化物の分解が阻害されることで、糖の吸収を抑えることができます。ゆで卵は良質なタンパク質を含んでいます。コンビニでも手軽に購入できます。こういった食品をうまく活用してみてください。上手に間食を摂ることでダイエット成功に近づくことでしょう。